きくち歯科医院

歯周病専門医による歯周病治療を行っています

専門医による歯周治療

お口の問題が歯周病だけの場合は比較的早く歯周初期治療は終わりますが、むし歯や被せ物の不適合がある、歯を失った部分がある、かみ合わせに問題がある、などの場合にはそのような状態を一つ一つ丁寧に治療をして改善しなければなりません。そのためどうしても治療に時間がかかります。
 

img03また、歯並びが悪い状態では清掃用具をきちんと歯に当てることが難しく、なかなか綺麗にすることができません。場合によっては矯正治療をして歯並びを良くすることで歯の清掃性を高める必要があります。矯正治療には見た目をよくするためだけでなく、機能的で長持ちするための清掃性を高めるという目的もあります。
 

お口の中の良くないところを治療によって改善し、細菌の量が自分の免疫力で抑えられる範囲内になると、歯肉の腫れや出血などの炎症がコントロールできるようになります。これが炎症のコントロールです。

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一方、力(ちから)のコントロールも重要です。
歯ぎしりやくいしばりにより特定の歯に強い力が加わったり、歯周病によって歯を支える骨が吸収してグラグラしている歯に対しては、通常の咬む力であっても破壊的に作用してしまうことがあります。炎症のある歯に対して過剰な力が加わると、歯周組織の破壊が加速すると言われています。力は直接目で見ることはできませんが、間接的な証拠(歯がぐらぐらする、歯がすり減っている、知覚過敏がある、頬の粘膜に圧痕がある、歯を支える骨が盛り上がっているなど)を確認して、歯に加わる力が適切となるように調整する必要があります。

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歯肉炎や比較的軽度の歯周炎であれば、歯周病の原因を除去する歯周初期治療により、治癒させることができますが、進行した歯周病のために骨縁下欠損や根分岐部病変が生じている場合には、歯周初期治療だけで改善することは困難です。
その場合にはより進んだ治療方法として歯周外科治療が必要になることがあります。歯周外科は深い歯周ポケットの改善や歯周組織の形態異常を改善するために行いますが、技術的に難しく、治療成績は術者の技量に左右されます。一本一本の歯の状態や機能的な役割に応じて術式を変える必要もあり、科学的な根拠に基づく臨床判断が必要になります。
 

術前の診査からメインテナンスに至るまで、幅広い知識と経験に裏付けられた歯周病専門医による歯周治療を受けて頂きたいと考えています。

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「祝日の振替診療のお知らせ」
2024年9月16日(月)、23日(月)は祝日のため、休診します。
その振替として、同じ週の 2024年9月19日(木)、26日(木)は通常通り診療します。

「医療DX推進体制整備加算に関する掲示」
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